不本意な最期をむかえる高齢者が急増!!寝たきりをうみだす介護

手厚い介護はいい介護?

介護施設を選ぶとき、今でも多くの人が手厚い介護をしてくれるかを基準にしているのではないでしょうか。確かに報道などをみれば、介護スタッフの人員不足でさまざまな問題が起こっていることを見聞きしていれば、そうなるのも当然ですよね。また、高度経済成長期に社会でバリバリ働いてきた男性は家のことは女性がするものだと当たり前に過ごしてきた人たちですから、何でもしてもらえる介護を望んでいるふしがあります。一方、施設側のスタッフも何でもしてあげることが、サービスだと思っている場合もあるのです。果たして、本当にそうなのでしょうか。一見、親切な介護は本人のためになっていないこともあるということを知りましょう。

上げ膳据え膳は寝たきりまっしぐら

高齢になるとちょっとしたことがきっかけで体力がガクンと落ちてしまうこともよくあり、普通に生活できていた人が、1週間のショートステイ、あるいは短期入院で寝たきりになってしまうこともあります。生活不活発病とは、こうしたことをいい、もともと持っている機能を使わないために、機能が低下してしまうことです。これはカラダだけでなく、精神にもおよび、認知症の人では症状が悪化するケースもあります。手厚い介護と言葉はいいですが、大切にすればするほど、高齢者の能力は低下するということを覚えておきましょう。

施設選びを間違えないために

介護施設を選ぶにあたり、悪質な施設を避けるのは当然なことですが、どれほど良質な介護サービスを提供している施設や事業所であっても、それが利用する人の希望やニーズにあっていなければ、いい介護施設にはなりません。本当は適切なリハビリが必要だったのに、手厚い介護で安静にしすぎた結果、心身ともに衰退してしまうこともあるでしょう。なんとなく成り行きで、人に勧められたからという理由ではなく、どのようなサービスを受けたいか、そこでどんな生活を送りたいか、最期の時をどう迎えたいかといった希望を明確にし、それを軸にいろいろな施設を検討してみましょう。

介護の求人内容では、仕事内容に不安がある場合には事前に体験見学をすることができるので流れを把握してから働けます。